フリーエンジニアのためのPHPのイマがわかる案件動向

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PHPはWebサービスやECサイトなど幅広いシステムで使用されているプログラミング言語です。サーバサイド開発では最もポピュラーな言語の一つですが、PHPの案件動向や金額相場などについてご紹介します。

PHPの案件動向

PHPの代表的なCMSであるWordpressで作られたサイトは全世界のサイトの25%を占めていて、さらにPHP全体でみると全世界の40%のサイトがPHPで作られているともいわれています。

 

PHPはver7系へのメジャーバージョンアップで、ver5系の2倍以上ともいわれる大幅な速度改善が行われましたが、数年前から大規模システムにも耐えうる機能拡張が行われることによって、ECやソーシャルなど各種サイトでの重要な役割を担うようになりました。ベンチャー企業のWebサービス、ソーシャルゲームのAPI、企業の業務システム、飲食店の予約システム、ECサイトなど、PHPエンジニアの採用ニーズは年々高まっています。

 

PHPをスキルとしてできるエンジニアの数が増えてきたこともあり、希少価値としては低くなりつつあるとはいえ、数多くのWebサービスがPHPで構築されていることもあって人気やニーズの衰えない言語であるといえます。

 

Webサービスなどはベンチャー特有の勢いがあり、スケーラブルな開発を経験するには最適な現場ですが、年齢が高め40代以上のPHPエンジニアにの方には企業の業務管理系、人事管理系のシステム開発など落ち着いた雰囲気での開発も好まれる傾向にあります。

PHPエンジニアの年収相場

PHPの案件の相場は、50万円〜70万円となっています。年収にすると600万円〜840万円となります。

 

開発経験が3年以上のエンジニアの方であれば、90%程度の方がこの報酬金額でお仕事をしている形です。実務開発経験が豊富にあれば、もっと高い報酬でのPHP案件も存在します。さらに、PHP開発だけでなくチームリーダやディレクションも可能、という場合には年収1,000万円を超えるフリーエンジニアになることも夢ではありません。

 

プロジェクトの規模にもよりますが、上流から下流まで一貫して担当できる能力があるフリーエンジニアの方は高い年収の傾向にあり、プログラム実装のみ、保守のみ、テストのみなどできる仕事の範囲が限定されるに従って単価が下がっていく、というのはPHP案件でも同様です。

PHPの案件例

ここでは、実際にあったテックブレインでの案件を例にして、PHP案件の作業内容や案件に必要なスキルを確認していきましょう。PHPができるフリーエンジニアの方、興味がある方は参考にしてみてください。

【案件名】
【PHP】デジタルサイネージサービス開発の案件

 

【言語】
PHP

 

【単価】
700,000〜850,000/月

 

【精算標準時間】
160〜200時間

 

【職務内容】
・新規サービスとなるサイネージシステムのWeb管理画面開発
・上記サービスのAPI開発

 

【必須スキル】
・PHPでのシステム開発3年以上
・PHPフレームワークの利用経験
・システム設計の経験

 

【歓迎スキル】
・Laravelでの開発経験
・スクラッチでのシステム開発経験
・Gitワークフローの経験
・Linuxのコマンドを多少理解している

この案件はスマホアプリやWebシステム開発を行う企業で、クライアントから依頼された新規サービスの開発を行う案件です。

 

業務でPHPの経験、フレームワークの経験があれば、参画できるので世の中にリリースされるサービス・製品を開発実績として積める大きなチャンスとなります。

 

PHP案件で求められやすいスキル

開発実務経験は3年以上

PHPに限らずほとんどの案件では開発実務経験を3年以上としている場合が多いです。これは、設計からテストまでの経験や、プログラム言語特有の扱い方など、一通りの開発技術を身につけているのが3年目以降だろうということなので、3年以下でも優秀な方は実力をアピールすることによってクリアは可能です。

フレームワークはほとんどCakePHP

フレームワークの指定がない場合も多いですが、ある場合はほとんどがCakePHPです。PHP案件では、スピードの速い開発を行っていることも多く、新規参画者の教育コスト・時間は最小限に抑えたい企業が多いです。もしCakePHPに慣れていなければ、一度は経験をしておいたほうがベストです。MVCの基本が一度わかってしまえばほかのフレームワークも扱えるはずなので、フレームワークの指定で合う合わないなど困ることはなくなるはずです。

Gitワークフロー

最近はGitでの開発を行う場合が多く、特にベンチャー企業などではバージョン管理システムはほぼGitになっています。GitやGitHubを使う開発というのは、ツールの使い方そのものよりもリーダへプルリクエストを送って確認してもらうなど、開発チームの文化的な面もあるので、Gitの基本は身につけた上で現場での業務に備えましょう。
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